オウンドメディアに強いECサイトを開設したいけど、どれが良いか分からない。」「たくさんのECプラットフォームがあり、どれにすれば良いのか悩ましい。」そんな悩みを抱えていませんか?

電子商取引に関する市場調査の結果(METI/経済産業省)

厚生労働省の副業促進により、拡大するECマーケット。比例して、ECプラットフォームの数も増える一方。ですから、どれを選んで良いか分からなくなる気持ち、すごくわかります。

そこで今回、実際に当社が3年以上利用しているECプラットフォーム「Shopify」をご紹介したいと思います。Shopifyは、個人や中小企業でもオウンドメディアに強いECサイトを作ることができます。

オウンドメディアによる集客効果

オウンドメディアによる集客効果

私は、2021年7月よりビジネスブログを書き始め、2024年1月時点で計103記事執筆してきました。現在では、月間10万PVを超えるオウンドメディアになりました。

さて、以下の図のようにビジネスブログの効果は、約3か月経った頃からGoogle検索エンジンに表れるようになってきました。

Google Search Console:自社オンラインサイトページの検索表示数

ECサイトを開設した20年12月から21年8月までは、検索表示回数30以下をずっとさまよっている状態でした。しかし、21年12月には表示回数90を超えるようになりました。

Google Search Console:自社オンラインサイトページの検索表示数

22年7月時点では、表示回数450近くまでになりました。当時執筆していたコンテンツ記事は、集客記事だったので、直接の売上には起因してませんでした。

しかし、コンテンツ記事を態度変容プロセスAISAS「注意⇒興味⇒検索⇒行動⇒共有」に沿って制作していくことで、徐々に販売売上に直結させていくことが出来ました。2024年1月時点で、以下のように多くの検索表示回数とクリックをしてもらえるECサイトにまで成長しました。

検索表示回数とクリック数

オウンドメディアに強い理由

オウンドメディアに強い理由

「Shopify」はブログ機能による集客効果があるだけでなく、その他の機能においてもオウンドメディアとして優れていると言えます。

自由に設計できるLP

ランディングページ
当社ECサイトのランディングページ

LP(ランディングページ)とは

LP(ランディングページ)とは、オンライン広告やコンテンツマーケティングにより訪問してくるユーザーが、一番初めに目にするページのことを言います。

LPの目的は、最終目的である「購入」に向けて、惹きつけることにあります。逆にLPの印象がパッとしなかったり、自分には関係ないと思われてしまうと、ユーザーはすぐに離脱してしまい購入には繋がりません。

したがって、LPではユーザーを引き付ける為のデザイン設計&構成が必要になるのです。前置きが長くなってしまいましたが、ShopifyのLP設計は自由度が非常に高いと評判です。

ShopifyのLP設計画面

上写真が、実際の設定画面になります。そして、以下の項目を設定できます。

  • お問い合わせフォーム
  • カスタムLiquid
  • コラージュ
  • コレクションリスト
  • テキスト付き画像
  • ブログ記事
  • ページ
  • マルチカラム
  • メール登録
  • リッチテキスト
  • 動画
  • 特集コレクション
  • 特集商品
  • 画像バナー

設定の仕方も簡単で、ビデオゲームのように「感覚」で操作できるようになっております。初めて操作した私も全くサイト設計の知識を持っていませんでしたが、感覚的に自分一人で設計することができました。

合計177種類の豊富なテンプレート

合計177種類の豊富なテンプレート|Shopify
2024年1月時点のテンプレート数
  • 無料テンプレート12種類
  • 有料テンプレート165種類

と豊富な数がある為、自社ブランドコンセプトに合ったデザインを見つけられるでしょう。

おすすめテーマ「Studio」

これまでShopifyの代表テーマであった「Debut」に比べ、表示速度が35%改善されたテーマ。表示速度が速いということは、ユーザーの離脱率を下げる非常に重要な項目となります。

ECの最大手であるAmazonは、サイト表示が0.1秒遅くなると売り上げが1%減少し、1秒高速化すると10%の売上が向上すると公表しています。

また、Googleからも、ページの反応が0.5秒遅くなるとアクセス数が20%低下するという調査結果が出ています。

このようにページ表示速度が遅いと離脱率が上がり、ページへのアクセスを減少させる要因ともなります。

Webサイトの「ページ表示速度とSEOランキングの影響」に関して、実際に調べてみました | Web制作会社SERENDEC

したがって、表示速度が速いテーマ「Studio」は、集客の面で有効であると言えます。

集客に強いビジネスブログ

  • 広告費用のムダな流出を防ぐ
  • 自動集客できるツールになる
  • 専門ストアとして信頼される
  • 情報を自然な形で広告できる
  • 幅広い潜在顧客にアプローチできる

上記の理由から、ビジネスブログはオウンドメディアの中心として機能するとても重要な存在です。実際に当社のECサイトは、約90%以上がビジネスブログからユーザーが訪問しています。

ブログ制作が簡単

Shopifyのブログ記事制作画面

基本的にタイトルとコンテンツを記入するだけです。

フォントサイズ・色の変更、テーブルの挿入、写真・動画の挿入も可能です。

SEO対策バッチリ

Shopifyのブログ記事制作画面

ページタイトルとメタディスクリプション (説明) を設定できます。

ページタイトルとは、ユーザーがウェブ検索した時に出るタイトル名です。ユーザーだけでなく、SEOにも最適なタイトルにすることで上位表示されやすくなります。

メタディスクリプション (説明) は、見出しの下にでる、記事のカンタンな説明文です。ユーザーやクローラーはこれを見て、質の高いコンテンツかどうかを確認しています。これらについても、Shopifyで設定できます。

HTMLの設定が可能

上記のようにHTMLの設定も出来ます。さらに、HTMLについて詳しくない方でも比較的簡単にShopifyのHTMLであれば実践することができます。

HTML関連記事が豊富

というのもShopifyの利用者数が多い為、Shopifyの運用テクニックに関するコンテンツ記事が多く配信されているからです。実際に、当時の私もHTMLとは何ぞやというレベルだったにも関わらず、ブログ記事に目次を設定したり、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleを自力で設定することができました。

一方でマイナーなプラットフォームを使ってしまうと、自社で運用することができず業者に頼らざるを得ない状況に陥ってしまうかもしれません。そうなってしまうと、運用コストがかかってしまい運営上あまり良くありません。

私もShopifyで利用できるHTMLを使ったテクニックに関する記事を書いていますので、興味がある方は下記リンクよりご覧ください。

ファンを構築するメールマーケティング

メールマーケティングは、ファンを構築する上でとても大切なツールです。

ところで皆さん、登録者数の多いYouTuberって自社ブランドやサロンを立ち上げたりしていませんか?例えば、YouTuberヒカル氏が立ち上げたアパレルブランドReZARDであったり、朝倉未来氏のMATIN AVENIRなど。一般的に、彼らの事業は上手くいっております。

というのも、彼らのお客様は彼らのファンだからです。アイドルのファンも普段なら購入しないコンサートグッズを買ったりしますよね。ですから、ファンを作ることは商品を販売する上でとても重要な事なのです。

ではどうやってファンを作るかというと定期的に繋がりの場を持ち、有益な情報を提供することが大切です。それをメールマーケティングの一つであるステップメールは可能とします。

ステップメールは潜在顧客が購入前に必要としている情報を、潜在顧客の必要とするタイミング (AISAS) で順次提供することができます。ですから、より興味のある人⇒ファンになってもらうための便利ツールと言えるわけです。

おすすめアプリ:Klaviyo

前置きが長くなってしまいました。早速ですが、メールマーケティングの便利アプリ「Klaviyo」と連携できるのがオススメできるポイントです。実装できる機能が以下です。

・登録フォーム作成
・キャンペーンメール
・登録後の自動メール設定(ステップメール)

豊富なテーマ数:130個

Klaviyoのキャンペーンメールテンプレート集

24年1月時点でキャンペーンメール用のテーマが130個存在します。ですので、デザインが苦手な方でもプロみたいなキャンペーンメールが作れます。

Klaviyoで製作したニュースレター

上写真のテンプレートは、私が実際に作成したものです。当時、デザインの学習経験がなかった私でも簡単に制作することが出来ました。

自動メール設定が可能

ここでご紹介したいのはステップメール(自動メール設定)です。ステップメールとは、ユーザーのメルマガ登録や資料請求を起点に、あらかじめ作成しておいたメールを決められたタイミングで、順次配信する仕組みです。オススメの使い方は、ビジネスブログで蓄積した有益コンテンツを自動でメール配信していくやり方です。

メルマガを登録するということは、既に興味・関心を持ってくれています。したがって、態度変容モデル「AISAS」に沿ってコンテンツを配信することで、ファンになってもらえる可能性がうんと高まります。そんな便利なツールを使用できるのも、Shopifyの魅力の一つです。

SNS連携もカンタン

Facebook、Instagram、PinterestといったSNSと連携し集客の幅を広げることができます。

SNSによる拡散機能がある

誰も知らない最高級スモールクロコダイル(ポロサス)の原皮価格 (first-reach.com)

上写真の左下部分にあるSNSアイコンを設置することができるので、ユーザーにサイトページを拡散してもらうことができます。

SNSからの流入が可能

First ReachのPinterestページ

さらに、サイトのSNSページを作成・運用することで、SNSページからECサイトへの流入を獲得することが出来ます。上写真の中央上部分に「first-reach.com」とありますが、SNSページからECサイトへの流入を促すことができます。つまり、ブログページや有償広告以外でも集客することができるのです。

Googleアナリティクス連携可

Googleアナリティクスは、Googleが無償提供するアクセス解析ツールのことです。

Googleアナリティクスで出来ること

サイトを訪問してくるユーザーがどのように行動しているかを把握できます。サイトにはどれ位のユーザーが訪問しているのか、どんな媒体 (GoogleやYahoo Japanなど) を通して訪問してきたか。他にも、スマホ、タブレット、パソコンのどれを使っているのかなどのデータを集計することが可能です。

的確にターゲティングするだけでなく、お客様の購入率 (コンバージョン率) を改善する上でも、こういった解析ツールは必要不可欠です。Shopifyはもちろん、Googleアナリティクスに連携させることができます。

Shopifyの導入事例

みなさんはShopifyを採用している企業が気になったりしませんか?そんな方の為に、Shopifyのプラットフォームを利用する代表的な企業様をご紹介していきたいと思います。

FUMIKODA

CONCEPT – FUMIKODA

地球上の誰一人として取り残さないことを誓って制定された、持続可能な開発目標「SDGs」。

日本で生まれた小さなブランドFUMIKODAも、創業時から変わらず、地球や動物、そして人々が持続可能な社会で心地よく暮らせることを願いながら、ものづくりを続けています。

CONCEPT – FUMIKODA

上記にあるように環境負荷低減をコンセプトに取り組まれており、人工革を使ったバッグ・小物の販売をしているブランドです。ちなみに、FUMIKODA様は、Shopifyのテーマ「Dawn」を利用しています。

FUMIKODA オンラインブティック

LPページには、ブログ (JOURNAL) ページが挿入されています。かなり本格的に制作できるのが分かります。しかしこの操作は、本当にゲーム感覚で出来てしまうのです!

FUMIKODA様のブランドコンセプトを軸に、お客様の態度変容に沿ってコンテンツを書かれているのがすごく勉強になります。バッグや小物だけのコンテンツを書いているだけでは集客できない潜在顧客を、環境低減をテーマとした記事を書くことで、より多くの顧客層にリーチすることが出来ています。

土屋鞄製造所

土屋鞄製造所 — 上質な革で仕立てる、日本製の鞄

レザー製品が好きなビジネスパーソンであれば、必ず聞いた事のある国内老舗ブランド「土屋製造所」COPYRIGHT ARCHETYP様の記事によると、土屋鞄製造所様では以下の問題を抱えていたそうです。

・システム更新の度に工数・費用が掛かる
・システムの更新に作業者がキャッチアップできない
・IT関連に詳しい人いなかったため、ツールを使いこなせない

そこで、Shopify Plus (プレミアム版) に採用し、以下のメリットを見出しました。

・Shopifyによる手厚いサポート体制(日本語対応)
・EC運用業務がシンプルな為、自動・効率化の実現
・システム更新時の変化点がない為、ランニングコストの削減
・強固なサーバーとサイトスピードの実現
日本酒「Tsudou」 – 大切な人と集い、記憶に残る一杯を。 – – 土屋鞄製造所 (tsuchiya-kaban.jp)

ビジネスブログのタイトルを「読み物」と表現しています。同社のブランドイメージを的確に反映しているのが伺えます。さらに興味深いのが、日本酒のコンテンツ記事を書いていることです。

これも同社のターゲティングする顧客の年齢層が高めなことから、日本酒に関するコンテンツを掲載されているのだと推測します。このように日本国内の有名ブランド企業様もShopifyを利用して、オウンドメディアに強いECサイトを構築しています。

他社ECプラットフォームとの比較

他社ECプラットフォームとの比較

最後に代表的なECサイトプラットフォームを、費用と集客機能面の2点で比較していきます。

費用 (料金・手数料) の比較

ECプラットフォームShopifyBASESTORES
月額費用$33~$3990円0円
カード決済手数料3.15~4.15%3.6%+40円1.98~3.24%
振込手数料0% *1250円275円
事務手数料0%2万円未満の場合:500円
2万円以上の場合:0円
10万円未満の場合:200円
10万円以上の場合:0円
入金サイクル最短5日基本、自己申請基本、月末締め
翌月20日入金
ECプラットフォームにおける料金・手数料の比較表 (24年1月時点)

*1 Shopifyペイメント利用の場合
*2 BASEへの個別相談で対応可

ケーススタディで見ていきます。

商品:Tシャツ
商品単価:5,000円
月販売数量:30枚
月販売額:150,000 (15万円)

Shopify

月額費用:4,884円 ※ 148 USD/JPY
国内決済手数料:15万円 x 4.15% = 6,225円
振込手数料:0円
事務手数料:0円
合計:11,109円/月

BASE

月額費用:0円
国内決済手数料:15万円 x 3.6% + 40円 x 30枚 = 6,600円
振込手数料:250円
事務手数料:500円
合計:7,350円/月

STORES

月額費用:0円
国内決済手数料:15万円 x 5.0% = 7,500円
振込手数料:275円
事務手数料:0円
合計:7,775円/月

費用に関しては、月額費用がかからないBASEやSTORESの方が割安になっています。一方、入金サイクルのタイミングは、Shopifyが早いです。入金サイクルを短かくすることは、会社経営を維持していくには大切なポイントです。

集客機能の比較

集客機能ShopifyBASESTORES
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レビュー
SNS連携
SEO対策
Googleアナリティクス
ECプラットフォームにおける集客機能の比較表 (24年1月時点)


比較表を見ると、ShopifyとBASEの集客機能は同等レベルに見えるのですが、弊社にはホームページ制作に関して以下のような相談を受けます。

特に多いのはECサイトのリニューアルに関するものです。お客様からのフィードバックによれば、無料で提供されているBASEやSTORESなどのネットショップ構築プラットフォームを利用した結果、機能が制限されており、希望するカスタマイズが難しいとの指摘がよくあります。

また、最新のデザインに追従することが難しく、ビジュアル面でのアップデートが求められることがあります。したがって、柔軟なデザイン設計をご希望の場合、多少のコストがかかってもShopifyを利用したほうが良いかもしれません。

Shopifyの14日間無料体験

弊社では以下の3つのECプラットフォームの場合、Shopifyを推奨しております。Shopifyでは14日間の無料体験期間もあるので、実際に操作性やビジュアル等を確認してみるのはいかがでしょうか。

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