Meta Facebook専属マーケティングエキスパートによる無料サポート招待の条件・感想

皆さんは、Facebookの広告を一定以上利用していると、Meta Facebook専属マーケティングエキスパートによる無料サポートの招待が届くのをご存じでしょうか？

ユーザーにFacebook広告を継続して利用してもらうために実施されている無料サービスです。当記事では、無料サポートを受けるまでにやったことと、サポートを受けてみた感想をご紹介します。

こんな方にオススメ

• Facebookから怪しいメールが来て、正式なものか確認したい。
• 無料サポートを受ける条件を知りたい。
• マーケティングエキスパートによる広告運用サポートの感想が知りたい。

迷惑メールでないかの確認方法

突然ですが皆さん、こんなメールが来たらどうしますか？

広告運用ご担当者様

お世話になっております。

Facebookマーケティングコーディネーターの〇〇と申します。Facebook・Instagramの無料広告運用サポートのご案内でご連絡を差し上げた次第でございます。

私の方でマーケティングエキスパートの無料のサービスのご予約を承らせて頂ければと思います。

こちらのサービスにより、ビジネスの目標を達成し、広告のコストパフォーマンスを最大限に上げるお手伝いをさせて頂ければと考えております。

※また、下記サービスをお電話にてご案内、マーケティングエキスパートのご予約をさせて頂ければと存じますが、本日、18：00までの間で、ご都合のよろしいお時間（5-10分）はございますでしょうか？

もし宜しければ、ご予約につきましてお話（5-10分ほど）させていただけたらと存じますので、ご都合のよろしいお日にち、お時間のご連絡をいつくか、またご連絡先の電話番号も併せましてご返信いただきますと幸いでございます。

マレーシアからお電話いたしますので、マレーシア国番号＋６０表示または稀に非通知番号と表示される場合がございます。

予めご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

Highlighting benefits of ME program: 

【マーケティングエキスパートのサポートを受けて頂くことの利点】
• 現在ご利用頂いている広告とキャンペーンを改善する方法のご案内
• 広告マネージャーの使い方や設定方法の説明
• 業界のニーズに最適な新たなキャンペーンの推奨
• ビジネス目標を達成するためにマーケティング計画を戦略化する

宜しくお願い致します。

Facebook Marketing Coordinator Team
Learn more about our program

ほとんどの方が迷惑メールだと思うのではないでしょうか？私もこの招待メールを見た時、速攻でスパムメールだと思いました。これが一番初めの感想です。一応念のため、本家 Meta Facebookからの招待メールなのかどうか確認することをオススメします。

確認方法はシンプルに、メールアドレスを確認することです。Facebookの公式ページによると、送信元メールアドレスに以下のいずれかが含まれていれば、送信相手がFacebookの公式な担当者であると公表されています。

@business.fb.com
@support.facebook.com
@fb.com
advertise-noreply@facebookmail.com
update@em.facebookmail.com
@mediapartnerships.fb.com

似たようなメールを受信したら、まずはメールアドレスを確認してみて下さいね。

無料サポート招待を受ける条件

公式ページによると、サポートの対象者は以下のように定められています。

このプログラムは現在、一部の広告主様限定でご提供しております。今後は提供範囲が拡大される予定です。お客様のビジネスがこのプログラムに適しているということになった場合、改めてご連絡いたします。

Facebook Marketing Experts: Personalized Ads Recommendations

したがって、広告を利用してひたすら連絡が来るのを待つことになります。実際に当社が無料サポート連絡を受けるまでに掛かった月日と費用をご紹介します。

• 月日：20年12月～21年12月
• 費用：月2～4万円程度

ですから、合計26～52万円使用して無料サポートの招待が来たということになります。

電話打ち合わせまでの流れ

無料サポート招待メールが届く

合計13か月、約26～52万円を利用した所で招待メールをもらいました。メールのやりとりにて、サポート前の電話説明の日にちを予約します。

その際、先方から電話をするので電話番号を教えて下さいと連絡がありました。しかし私の場合、迷惑メールではないかと疑っていたので、2-3通のメールのやりとりをしました。

やりとりをする中で、Facebookからの招待だと納得し、最終的に連絡先を伝えました。下写真が電話説明の予約確認メールです。

サポート予約前の電話説明

電話は約15分程でした。初めに、無料サポートの主旨を説明してもらいました。当サポートの目的は、広告を利用するユーザーに継続してもらう為のようです。

その為に、広告の効果を高める最新機能に関する知識を学んだり、広告に関する戦略的アドバイスをしているとのことでした。その後、広告運用で困っていることや聞きたいことをお伝えしていきます。

事前に準備しておくこと

広告運用で困っていることや聞きたいことっていきなり聞かれても、短時間の中で全て思いつかないものです。ですから、電話する前に自分の考えを整理しておくことをオススメします。

そして最後に、広告運用のエキスパートと電話相談する日時を決めていきます。

予約確認メールの受信

電話での予約を完了すると、すぐに無料サポート日時の予約確認メールが届きました。実際に届いたメールが下写真です。

電話打合せの内容

当日の指定した時間の4分前に電話がかかってきました。Meta Facebook広告のエキスパートによる電話サポートは約50分程でした。

聞きたかったこと

1. 同じ設定金額にて集客数の改善
2. コンバージョン率の改善

1. 同じ設定金額にて集客数の改善

21年9月時、クリック単価が8円だったのに対し、21年12月に12円と上昇していたので、集客数改善の相談をしました。

提案された広告はトラフィック広告が最適。それと広告を表示する対象年齢層が35歳から55歳と絞りすぎていると指摘を受ける。年齢幅を30~60歳に増やすのはどうかと提案される。理由は、年齢層を広げることで大人数にアプローチできるからとのことでした。

2. コンバージョン率の改善

コンバージョン率も低下していたので相談しました。この時にもらったアドバイスは非常に参考になったと感じました。それは、「集客」と「コンバージョン」の広告は分けたほうが良いということでした。

今までは、集客に特化した広告だけだったのですが、それ以外に、さらに対象を絞って興味のある人に向けた広告を制作するということでした。

まとめると、より多く集客する為に、ターゲット層を拡大し、大衆向けの広告を制作する。そしてその中から、興味関心があるひとに共感してもらえる広告を制作するということでした。

60日サポート

電話相談から60日間のサポートがあるようです。相談後、早速2回目の電話サポート予約をどうするか聞かれ、2月にサポート予約しました。2回目のサポートについては、別記事で紹介しています。

広告運用サポートを受けてみて

期待していた程のアドバイスは得られなかったというのが率直な感想です。実は、今回のアドバイスを通してFacebookのエキスパートだからこそ知り得る情報を期待していました。

しかし残念ながら、今回聞いたお話の内容は、自分で調べたらわかるようなレベルだったと思います。もしかすると、60日間のフォローを受けていく中で、エキスパートの本領が発揮されるかもしれないので、引き続き無料サポートを受けていきたいと思います。