収益28円の成果を達成するまでの軌跡(アフィリエイト開始5ヶ月後)を赤裸々に紹介していきます。私の経験談を共有することで、これから実施しようとしている方が最短で収益化に繋がるヒントになれば幸いです。
こんな方にオススメ
- 収益0⇒1までの軌跡を知りたい。
- ブログ初心者の失敗談や稼げない理由を知りたい。
- 初心者によくある同じ過ちを事前に避けたい。
収益化0⇒1までの軌跡
約32%が収入ゼロ
初めに客観的な統計結果で、アフィリエイト収益化の難しさを見ていきたいと思います。2021年の統計データだと月間収入が分かりにくかったので、20年統計結果を使用しています。
なんとアフィリエイターの約32%が収入ゼロという結果です。私もブログ開設する前から、ブログはオワコン的な記事や動画をみていたので、ある程度覚悟はしていました。
5ヶ月で収入28円
統計データは正しく、収益化までの道のりは簡単ではありませんでした。結果、収益化まで5ヶ月かかりました。あるブログ記事では、「2か月で月1万円達成!」などありますが、ああいった人たちは、類まれな才能があるからに他ならないでしょう。では、平凡な私が収益化に至るまでのプロセスを振り返っていきます。
・ECサイト実運営者としての経験を紹介するブログを書こうと決心。
・決心してからは早く、1日で「エックスサーバー」からWordPressブログを開設。
・3記事達成(合計3記事)
・長期計画:2023年末までに月間収益20万円とし、年間100~120記事更新を目標設定。
・短期的な収益化を求め、収益記事作成に集中。(これが長期化の一因)
・11記事達成(合計14記事)
・予定通り月間目標10記事を達成できてモチベーションがUP。
・記事の構成についても勉強し始め、関連書籍20冊位読み漁る。
・14記事達成(合計28記事)
・12月6日に30記事達成。
・同時収益化の期待も膨らむが、月間458PVと集客ままならず。
・12記事達成(合計40記事)
・年末休暇を利用して、一気に50記事達成。
・相変わらず月間485PVと低空飛行を継続。
・少しずつブログに対する士気の変化を感じ始める。
・10記事達成(合計50記事)
・2月15日、もしもアフィより広告成果のメール届く。
・28円の収入を達成!
・6記事達成(合計56記事)
以上が、私の収益28円を得るまでの道のりでした。正直2月に入ってからはモチベーションが低下してました。月10記事更新を目標としていましたが、2月は諦めようか考えていました。そんな時、ゼロ⇒1を達成できたので、なんとかモチベーションを維持できました。
600時間を捻出
ブログ制作に約5ヶ月で600時間ほど費やしました。時給換算すると、約0.05円/時です。ブログ開始して約1年は、結果が出ないモノ。とよく言いますが、正直心が折れそうになりました。
なかなか1年間結果が出ずに継続できる人って、そんなにいないですよね。そこで今回、ブログ開設を検討している人が、私と同じ過ちを繰り返さないよう、良かった・悪かった点を共有できたらと思います。
収益化まで5ヶ月かかった原因
そもそも収益化までに5ヶ月は、平均的にどうなのでしょうか?アフィリエイトマーケティング協会の統計データを見てみました。
上図を見てみると、1年未満の70.74%は、「収入はない」という結果です。そう考えてみると、たった28円ですが、収益化まで5ヶ月というのはそこまで悪くない?のかもしれません。
とは言え!振り返ってみると、こうすれば、もう少し早く結果を出せたかもしれないという思いがあります。そこで、収益化まで5ヶ月もかかってしまった原因について、考察してみました。
複数テーマにしてしまった
私のブログコンセプトは「人工知能AI社会が到来する中でも、活躍できるビジネスパーソンになる。」が根幹にありました。詳細は省略しますが、その為には経営者思想&海外で働くスキルが大切だと考えていました。
経営者思想
⇒ビジネスマインド&スモールビシネス
海外で働くスキル
⇒非言語・言語コミュニケーション
ということで、当ブログではそれらを自ら実践して経験した・経験していることを執筆していました。海外で働く私は、どちらのスキルも必要だと考えた結果、複数のテーマにせざる得ませんでした。
その結果、より多くの時間を費やさなければなりませんでした。例えば、1つのテーマに特化したブログであれば50記事でそのテーマを網羅できるとします。テーマを網羅できれば、SEOの評価やビューワーからの満足度も高くなるので、収益化に繋がりやすくなります。
一方で、2つのテーマを持つということは、100記事書かなければ、網羅できません。網羅できなければ、SEOの評価やビューワーからの満足度も低くなるので、収益化に時間がかかるということです。
競合の多い市場の選択
アフィリ市場における競合の増加
厚生労働省の副業促進により、多くの人が副業を実施しています。その中でも手軽に始められるアフィリエイトが人気のようです。
上図を見ると、大手ASP「A8.net」による決算報告書によると、年々新規参入サイトが増えていることが分かります。つまり、アフィリ市場にライバルが増えたことで、結果が出にくい状況になっているわけです。
企業サイトの多いテーマに参入
私の参入するテーマは、「スモールビジネス」「コミュニケーション」です。このテーマには、多くの関連企業が、自社のオウンドメディア強化の為、記事更新などのサイト運営を行っています。
もちろん企業は、サイト運営に必要な人員と費用をかけているので、少数で運営するサイトよりも質の良いものができる傾向にあります。彼らに立ち向かう為には、同等の質だけでなく同じ量をクリアしなければならないので時間を要するわけです。
したがって、より短期的に計画するのであればテーマは一つに絞ることが不可欠です。
収益記事から書いてしまった
Webマーケティングにおいて、「PV > CTR > CVRの法則」重要な考え方の一つです。
PVとは、ページビューの略で、サイトの視聴された回数です。 CTRとは、クリックスルーレートで、LPから誘導するページがクリックされた率です。 CVRとは、コンバージョンレートで、目標とするアクションが取られた率です。 ※アフィリエイトで言えば、商品の購入や問い合わせのアクションが取られた率がCVRです。
さて少し話が逸れてしまいましたが、私は収益化を実現したかったので、アフィリエイトリンクが貼りやすい記事、つまり「収益記事」ばかりを書いてました。しかし、PV集客数が少ないサイトで、収益記事、つまりCTRの獲得ができると思いますでしょうか?
もちろん結果は「否」です。実践してみて気づいたことですが、PV集客数がなければ、次のステップであるCTRに繋がらないことを学びました。
例えば、あなたが、とても素晴らしい商品を揃えた自社ショップを立ち上げたとします。そして、あなたは銀座のど真ん中に立ち上げることにしました。銀座のど真ん中では、どんなに良い商品を持っていても、最高級ブランド店が立ち並ぶ場所ですから、なかなか集客は難しいでしょう。そうすると商品も売れませんよね。
ブログ記事も同じで、ほとんどの収益記事市場は、既に最強の競合で埋め尽くされているわけです。つまり、収益記事では集客ができず、CTRにすら繋がらないのです。ですから、競合の少ないエリアで集客記事を作成しPV数を集めてから、収益記事に誘導する仕組み作りを初めからできていたらと学習しました。
気をつけるべきポイント
ここまでで収益化まで時間がかかってしまった原因をご紹介してきました。本項では時間に関係なくブログ初心者が運営する上で、気を付けるべき点をご紹介します。
ビッグキーワードの多用
ビッグワードとは、検索量が多い「キーワード」を指します。例えば、「アフィリエイト 稼ぎ方」とGoogle検索して見ると、4,820,000件の検索数です。つまり、それほど競合が多いということです。さらに、検索結果の上位記事を見て下さい。
問題:企業サイトの記事が独占
先述したように企業は、サイト運営に必要な人員と費用をかけているので、他のサイトよりも上位表示されやすいのです。それに対して少人数で運営するブログが、ビッグワードで上位表示を狙うのは、高校球児がメジャーリーガーの挑戦を挑むようなものです。まあ無謀なわけです。
つまり、ビッグキーワードを狙ったタイトルの選定では上位表示されません。その結果、PV集客数が集まりません。
対策:ロングテールキーワードを狙う
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのこと。「バーベキュー 大阪 難波」など、Google検索で3語以上の単語を入力していたら、それはロングテールキーワードと考えていただいてOKです!
ロングテールキーワードで、記事を書くと、コンバージョン率が高いと言われています。理由は、以下のように考えられています。
- 具体的に書ける為、購買意欲を高める記事になる。
- 訪問者が具体的に検索している為、既に購買意欲が高い。
ですから、ロングテールキーワードを狙った記事制作をオススメします。
権威性なしの上から目線
自分ではそんなつもりはないのに、読者から「なんだか上から目線」だと指摘を受けたことはありませんか?改めて見返してみると過度の「上から目線」の発言があったりまします。でも、何故でしょうか?
ブログは悩み解決型の記事
基本的にブログは、読者の悩みを解決する為の記事が多くあります。ですから傾向的に「こうしたほうが、ああしたほうが良いですよ。」といった、上から目線の表現になりがちです。
しかし、基本的に啓発書とかって、めちゃくちゃ偉そうに書いてありますが、上から目線とか考えないですよね?
権威性の有無によって変わる
これは、「権威性」があるかないかなのです。SNSフォロワーを多く持つインフルエンサーいる方であれば、偉そうなコメントでも、ありがたく受け止めますよね。例えば、堀江 貴文氏、三崎優太氏とか。
権威性を前面に押し出す
先述したようにブログは悩み解決型が基本です。ですから、どうしても上から目線の表現になってしまいがちです。一方で、もしそれをしなければ、優柔不断、もしくははっきりしない記事になり、評価されなくなります。
そうならない為にも、自分の書くコンテンツに関して、権威性を見出していくことが大切です。
集客記事と収益の記事の混同
集客記事 ⇒読者にサイト訪問してもらう記事。 収益記事 ⇒読者にアフィリ広告を訪問してもらう記事。
集客記事と収益記事の目的って、そもそも違うのはご存じでしょうか?私もブログ開設当初は「ひたすら良質な収益記事を書けば良い」と考えていました。しかし、収益記事市場は競合でひしめきあっていることから集客できません。
【収益記事市場】
最強の競合で埋め尽くされている。
⇓ Google検索にて上位表示されない。
⇓ 記事が読者に読まれない。(PV数少)
⇓ 収益化に繋がらない。
集客記事と収益記事の区別
ですから、各記事の目的を区別してまずは集客記事から執筆していくことが大切です。
【集客記事市場】 競合が少ない記事を書く。 例:自分だけの実体験エピソード ⇓ Google検索にて上位表示される。 ⇓ 記事が読者に読まれる。(PV数多) ⇓ 読者が収益記事に流動する。 ⇓ 収益化に繋がる。
このように集客記事と収益記事の目的を理解するようにしてください。
短期的に収益化を求めすぎた
短期的な結果を求めすぎた為、モチベーション維持が大変でした。そもそも新規でブログを開設する場合、アフィリビジネスは短期的にはできない理由があります。
・記事がGoogleに評価されるのに少なくとも6ヶ月かかる。 ・集客記事⇒収益記事の2ステップを踏まなければならない。
たとえば、1日1記事更新したとします。(集客記事50&収益記事10)私は55記事で収益化できたので、60記事で、ある程度収益化できる準備が整うと仮定します。
そう考えると記事作成2ヶ月、記事評価期間6ヶ月で合計8ヶ月かかることになります。もちろんコンテンツの質やSNSからの流動数などで、結果は変わってきます。しかし、だいたいこれくらいの期間をかけて根気強くブログ運営をすることが求められます。
プロセスの成長に喜びを
ですから、収益化をモチベ維持の基準にしてしまうとなかなか結果が出ず、苦労してしまいます。そうならない為にも、小さな目標を積み重ねていき、長期的に取り組むことが大切です。
・10記事達成 ・20記事達成 ・30記事達成 ・40記事達成 ・50記事達成 ・アドセンス合格 ・月間500PV達成 ・月間1,000PV達成など
やってみて分かった収益化のコツ
事前に記事構成を熟考する
どうしても長文を書いていると、本質からずれてしまうことがあります。というのも、記事を書いていると自然にあの内容も書きたいとなってくるからです。その結果、当初の目的からずれた記事になってしまうことがあります。一方で、初めから記事の骨組みを考えておけば、内容にズレが出ません。
さらに、事前に記事構成を考えておくと誰に対しての記事なのかを考えます。その結果、適確にターゲットとする読者をイメージでき、より具体的なコンテンツを書くことができます。
オススメの記事構成テンプレ
私が記事を書く前に、必ず使うテンプレをご紹介します。
1. ペルソナ 2. 記事の目的 3. ブログタイトル 4. 読者の悩み 5. 読者の悩みから考えた目次
「ペルソナ」「読者の悩み」⇒読者の気持ちになって記事を書けます。
「記事の目的」「読者の悩みから考えた目次」⇒コンテンツの整合性が取れます。
「ブログタイトル」⇒SEO対策になります。
ニッチから攻めていく
報酬単価が高い市場⇒競合が多いという仕組みになっており、実績がない初心者が参入しても、実績がでない、もしくは結果が出るまでに時間を要します。ですから、競合が少ないニッチ市場を攻めていくことが、初心者ブロガーが生き残る唯一の道なのです。
たしかに、ニッチ市場だと大きな収益が望めないと思うかもしれません。しかし既存市場であるアフィリ市場において、新規参入者が勝つにはニッチでしかないのです。
本で学ぶことより実体験
実体験は自分だけの経験であり、細かく見ていくと、世界に一つだけの経験です。
実体験はオリジナリティを与える
アフィリエイト市場は飽和市場です。強い競合サイトもたくさんいます。その中で、教科書通りの記事を書いて上位表示されるでしょうか?きっとされないでしょう。
一方で、実体験による記事はどうでしょうか?自分だけのエピソードですから、教科書のような内容と違い、Googleからもオリジナリティのある記事として評価されます。
その結果、検索でも上位表示されます。ですから、初心者の方はオリジナリティあるコンテンツを書き続けることが生き残る道なのです。
困難でもアフィリエイトを開設したい
いかがでしたでしょうか?ブログって気軽に始められる反面、多くの競合サイトがひしめく市場です。その為、ご紹介してきたように、生き残る=収益化を達成するには、それなりの苦労があります。
それでも挑戦したい!
それでも本気でブログに挑戦するなら、中途半端にスタートするのはやめましょう。典型的なのが、無料でできるブログから開設してスタートしてみようというのです。本気でやるなら有料で、WordPressを利用しましょう。エックスサーバーを利用することで以下メリットを享受できます。
・WordPressの運営ノウハウが得られる ・収益化する際に無料ブログより有利 ・自由なデザインが使える ・独自ドメイン名利用でブログを完全に自分の資産にできる
WordPressブログであれば、サイトデザインを自由にカスタマイズ、広告も自由に配置、さらにアクセスを集めるための「SEO対策」も行いやすく、結果、ブログで収益化しやすいのです。
アフィリブログの66%がWordPress利用
実際にこれからあなたが戦う競合サイトの約66%も「WordPress」を使用しています。競合が有料サーバーを使っているのに、無料サーバーで戦うというのは、スタート地点が違うということです。
非常に厳しい市場で、スタート地点の違いは、あとあと後悔するかもしれません。
月額数百円~1000円程度
後悔先に絶たずという状況になる前に、月額最大千円で解決しましょう。挑戦するなら本気で勝負しましょう。下記のリンク記事を見れば、たった10分でWordPressブログを開設できます。