1回目のMeta Facebook専属マーケティングエキスパートによる無料サポートに続き、2回目のサポートを受けました。当記事では1回目のアドバイスによる効果、そして2回目の無料サポートで学んだことをご紹介します。
こんな方にオススメ
- 無料サポートでどんなことが学べるのか知りたい。
- 無料サポートの効果のほどを知りたい。
1回目サポートによる効果
初めに1回目のサポートで、ご指導頂いた内容と効果を振り返っていきます。
同じ設定金額にて集客数の改善
課題点
21年9月時、クリック単価が8円だったのに対し、21年12月に12円と上昇していたので相談。提案された広告はトラフィック広告が最適。それと広告を表示する対象年齢層が35歳から55歳と絞りすぎていると指摘を受ける。
提案内容
年齢幅を30~60歳に増やすのはどうかと提案される。理由は、年齢層を広げることで大人数にアプローチできるからとのこと。
効果
結果は、21年9月時と同様のクリック単価8円まで改善することができました。月の販売売上も、通常レベルまで戻りました。実際の所、年齢幅を広げたから、販売売上が向上したかは定かではありません。
しかし、年齢層を広げたことにより、クリック単価が8円まで改善されたのは確かです。その結果、同じ広告費用にもかかわらず、より多くの方にウェブサイトに訪問頂きました。
販売コンバージョン率の改善
課題点
コンバージョン率も低下していたので相談。この時にもらったアドバイスは非常に参考になったと感じました。
提案内容
それは、「集客」と「コンバージョン」の広告は分けたほうが良いということでした。今までは、集客に特化した広告だけだったのですが、それ以外に、さらに対象を絞って興味のある人に向けた広告を制作するということでした。
まとめると、より多く集客する為に、ターゲット層を拡大し、大衆向けの広告（トラフィック）を制作する。そしてその中から、興味関心があるひとに、共感してもらえる広告（コンバージョン）を制作するということでした。
つまり、ブログの構成と同じく、態度変容モデルAISASに従って、広告配信が必要なのだと学びました。
2回目サポートの内容
一回目のサポート後には、クリック単価を改善しました。その結果、同じ広告費用で、ユーザー訪問数が増えました。
販売コンバージョン率の改善
年齢幅を変更した後、販売売上は通常の水準にまで戻りました。しかし、販売売上が向上したわけではありませんでした。
カスタムオーディエンスの設定
そこで今回、エキスパートからは、ウェブサイトのカスタムオーディエンスの設定を提案してもらいました。
カスタムオーディエンスとは
カスタムオーディエンスとは、自社オウンドメディアにて何らかのアクションを行ったユーザーの情報をベースにAIが情報を集約し、同じ興味・関心を持つ潜在顧客に対し、アプローチする広告を配信することができる機能です。
以下の条件で設定することができます。
- 自社の顧客リスト
- アプリのインストール
- ウェブサイトへの訪問
例えば、自社の顧客リストを使用したカスタムオーディエンス設定をするとします。顧客情報を基にInstragramやFacebookからAIが顧客情報を集約し、同じ興味・関心を持った潜在顧客へアプローチすることができる仕組みです。
ウェブサイトカスタムオーディエンス設定
エキスパートの方と相談した結果、ウェブサイトへの訪問する方の情報をベースに最適化する設定、ウェブサイトカスタムオーディエンスに設定することにしました。
当設定では以下の情報等をベースに最適化設定できます。
・ページビュー ・コンテンツビュー ・チェックアウト ・検索 ・カートへの追加 ・購入
ここでどの項目を選択するべきかは、以下の二つの点から決定します。
- 基になる情報のN数（母数）
- コンバージョンに繋がる情報
1．に関しては、N数が少ないとAIが正しい統計結果を出すことができません。統計データは、N数が多ければ多いほど、正確な情報になりますよね。それと同じ考え方です。
2. に関しては、コンバージョンに近いデータを使用することで、適切なユーザーにアプローチが可能です。例えば、購入した人のデータと、ページビューをした人の情報であれば、前者のデータの方が、コンバージョンに繋がる情報と言えますよね。
このように両方の点から、どの情報がベターなのかは各項目のN数をベースに考えてみて下さい。Facebookの情報によれば、一週間にN数が50件以上あると、適切なアプローチができると言われています。
2回目サポートを受けてみて
招待を受けたら受けるべき
1回目の時は、自分でも知っているアドバイスだったので、正直な所こんなものかと思っていました。一方、2回目のサポート時には、私が知らないカスタムオーディエンスによる設定方法をご教示頂きました。
これらのことから感じたことは、やはりエキスパートだなと実感しました。コンバージョン広告ができなければ、違った方法を考える。
人の悩みというのは、毎回一辺倒の提案では解決できませんから、悩みやレベルに応じた提案をされた、
今回の無料サポートには感銘を受けました。
結論として、もし無料サポートの招待を受けたら、受けてみることをオススメします。その道のプロのアドバイスをもらうことにムダなことはないと思います。